KOBUDO -古武道-

純邦楽・藤原道山(尺八)、クラシック・古川展生(チェロ)、
ポップス・妹尾 武(ピアノ)によるスペシャルユニット「KOBUDO -古武道-」

KOBUDO -古武道- メールマガジン「一期一会〜古武道第二章〜」

プロフィール

KOBUDO -古武道-

純邦楽【尺八:藤原道山(ふじわらどうざん)】、クラシック【チェロ:古川展生(ふるかわのぶお)】、ポップス【ピアノ:妹尾 武(せのおたけし)】、異なるジャンルで活躍しているこの3人のトップアーティストが意気投合し、2007年に結成。日本の伝統と感性を大切にしながら、様々な音楽のルーツを取り入れ、新しいインストゥルメンタルの世界を創造している。
演奏家としての抜群の技術はもちろん、コンポーザーとしての評価も高く、テレビ番組、ドラマ、CM、舞台音楽などのテーマ曲も手掛ける。2019年4月よりTBSラジオ「ラジオで語る昭和の文化」(毎週日曜夜OA)のテーマ曲を担当。コンサート活動は「古武道忘年会」「古武道新年会」と題したレギュラー公演をはじめ、全国各地で開催。3人が織りなす繊細かつ壮大なKOBUDOサウンドは様々な音楽ファンを魅了している。

古川展生(チェロ) 妹尾 武(ピアノ) 藤原道山(尺八)

古川展生(ふるかわのぶお)<チェロ>

桐朋学園大学卒業後、ハンガリーのリスト音楽院に留学。
1998年帰国とともに、東京都交響楽団首席チェロ奏者に就任、現在に至る。
ソリストとしても、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を中心とした室内オーケストラ「トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン」やレニングラード国立歌劇場管弦楽団との全国ツアーなどを含め、国内外のオーケストラ、著名指揮者との共演も多数。セイジ・オザワ松本フェスティバル(旧サイトウ・キネン・オーケストラ)、宮崎国際音楽祭等にも毎年参加している。2003年第2回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
ソロ活動においては、全国各地でリサイタル、室内楽の活動を精力的に展開。他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも積極的に行うなど、クラシックにとどまらずポップス、ジャズ、タンゴと幅広いフィールドで目覚ましい活躍を続け、映画「おくりびと」ではテーマ曲のソロ演奏を担当するなど、人気、実力ともに各方面から最も注目を集めているチェリストである。
これまでに10枚のソロアルバムと2枚のベストコレクションをリリース。

http://nobuofurukawa.com/

妹尾 武(せのお たけし)<ピアノ>

小学生の頃からクラシックピアノを始め、その後国内・海外のポップスなど様々な音楽に出逢う。大学時代に作曲した作品が細野晴臣監修のコンピレーションアルバムに収録されたのを機に、プロとしての活動を開始。
以降、作曲家としてゴスペラーズ「永遠(とわ)に」をはじめ、高橋真梨子、鈴木雅之、露崎春女、夏川りみ、平原綾香、宮本笑里など多くのアーティストに楽曲を提供するほか、松任谷由実、加藤登紀子、谷村新司、小沼ようすけなどのレコーディングやライブセッションにピアニストとして参加。
一方で、ピアノを中心とした自身のソロアルバムもリリースしており、2019年6月に9枚目となる「LAST LOVE」を発売。テレビドラマ「チーム・バチスタの栄光(フジテレビ系)」、「いま、会いにゆきます(TBS系)」などのサウンドトラックも数多く手がけている。また、2005年からスタートした「港めぐりツアー」やクリスマスコンサート「東京クリスマス」など、コンサート活動も多数。

https://www.senootakeshi.com/

藤原道山(ふじわらどうざん)<尺八>

初代山本邦山(人間国宝)に師事。東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業、同大学院音楽研究科修了。皇居内桃華楽堂において御前演奏(宮内庁主催)。安宅賞、江戸川区文化功績賞、松尾芸能賞新人賞を受賞。2001年にCDデビュー以来、多数のアルバムを発表。「季(TOKI)-冬-」が平成30年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞。伝統音楽の演奏活動及び研究を積極的に行うと共に、尺八の可能性を求め様々な音楽を追究。吉永小百合氏の朗読アルバム「第二楽章 福島への思い」音楽監修、マリンバ奏者SINSKEとのデュオ、尺八アンサンブル「風雅竹韻」などのユニット活動、松竹映画『武士の一分』にゲストミュージシャンとして音楽に参加、『敦』『マクベス』(野村萬斎主演演出)、『春の雪』『九十歳。何がめでたい』(石井ふく子演出)、スーパー歌舞伎II『ワンピース』(四代目市川猿之助演出・主演)など舞台音楽、NHK-Eテレ「にほんごであそぼ」レギュラー出演など精力的な活動を展開。中学音楽教科書「中学校の器楽」(教育芸術社)編集協力及び出演、東京芸術大学講師ほか後進の育成にも力を注ぐ。

http://www.dozan.jp